2015年5月に、友人と「土方歳三ゆかりの地巡りの旅 in 函館」をしに北の大地へと旅をしました。
その際に、いってみたいな〜とたまたま見つけた地図で見つけた「ティーショップ夕日」に行ってきたときのログです。
函館旅行の予定がある方には是非足を運んでもらいたい場所です( ˘ω˘)
函館の造船所エリア
路面電車に乗り、「函館どつく前停留場」にて降車。
「函館どつく前」という名のとおり、造船所のある停留所です。
しかし、人がまったくおらず、観光客が気軽に散策してもよいのか少し不安になりました(笑)
ネコならたくさんいました。
餌をあげているおじさんがいました。港町らしい風景だなあ。
寺院が密集する地域船見町
目的地まで歩いている途中、ながーーーーーい煉瓦の壁が。
寺院を囲っているのです。
どうやら、むかし、火災が起こったときに被害が拡大することを防ぐために造られたのだとか。
立派な壁です…!
少し歩くと、「外国人墓地」に辿り着きます。
夕焼けに照らされてノスタルジックです。
岩手県人会から寄贈された、南部藩氏の墓もありました。
かつては移住者によって栄えた町、この墓以外にも日本全国さまざまな地の藩士の墓がありました。
街の繁栄の裏には遊郭あり。
寺院には、身寄りなく亡くなった彼女らの墓もありました。
ピンク色の歴史的建造物
外国人墓地を過ぎ、人っ子一人いない道をひたすら歩きます。
小高い場所に建っているのか、停留所からはずっと上り坂が続くため足が重く感じます。
函館どつく前から歩いて15分ほど、ようやくティーショップ夕日に辿り着きました…!
ピンクの建物が目立ちます。
もともとこのあたりの地は外国人の居留地として栄えていたとのこと。
その際に、この建物の真ん前が船着き場となり、日本への入り口として機能していたのだと。
検疫所としての検査&滞在場所として使われていました。
しかし、昭和の大戦では外国人兵士の収容所としても使われ、収容された経験のある外国人兵士さんは「函館は世界で一番残酷な地」と表現したことがあるそうです。
目の前にこんなにキレイな海が広がっているのに、そんな場所として使われていたのか、と。考えさせられました。
美味しいお茶と日本海に沈む夕日
建物内部は木造の古い校舎のよう、しかし、とても味わい深く、キレイに管理されている様子が見受けられます。
日本海には松が似合うなあ。
店内ではほうじ茶が焚かれており、良い香りで満たされています。ホッとする香り。
メニューの一言にも癒やされます(๑´ڡ`๑)♡
お茶も甘みを感じられて美味しい。
お餅とお茶を注文しました。添えられた手作りクッキーも美味しかったです。
お茶請けの漬物が美味しくて、美味しくて、これだけでも無限に食べてられるなあと。
この時、あんまし写真うまくないな…残念…
世界中から集められた骨董品
趣ある建物ですが、内部に展示されてる雑貨や置かれている家具も素敵なものばかりでした!
店長さんとは別で、建物を管理されてるオーナーさんがいらっしゃるようで、その方のご趣味なのだそうです。
むかしの方位磁石、初めて見た…!
ランプ可愛い…ほしい…
オルゴールが時間を忘れさせてくれます
夕日が沈みかかってきた頃、店員さんに「少しよろしいでしょうか」と声をかけられ、「今、店内にお二人だけなのでよろしければ骨董品のご紹介をさせていただけないかと思いまして…」と!
ぜひ!とお願いし、カメラ片手にアンティークツアーに参加です( ・`ω・´)!
はじめに案内されたお部屋にはオルゴールが三つ。
まるでレコードのようなオルゴール。
タンスのようなこの扉の…
取手をつまみ、少し動かすと開きます。
ここがスピーカーの役割になっていました。
この一見時計のような家具も…
オルゴールでした!閉まってあったトグルを取り出し、回します。
中の円盤状の楽譜を貼りがなぞり、以外にも大きな音が鳴って驚きました!
これがあるから、お客さんが少なくなったときに希望者に聴かせてあげるのだとか。本当、ラッキーなところに居合わせました(・ω<)
宝箱のようなオルゴールも可愛らしかったです。
最後に、物置に招待していただき、ワゴン型のオルゴールを見せていただきました。 普段はそこまで積極的には見せていないとかで、お時間ありますか?と確認されてから案内していただきました。 表の舞台の裏に、ドラムがセットされています。 ジャバラ式の鉄板を伸ばしてセットします。 取っ手を取り付けて、回し始めると、オルゴールが始まります…! 表の人形は踊り始め、ワゴンは音楽を奏で始めます。 昔々、話し手はこれを広場へ引いて子どもたちに物語を聴かせました。 演奏を終えた鉄板はこのようにまた畳まれます。
動画を撮影したはずなんですが、2年前の…どっかに…やっちゃったらしくて…ざんねん…
本当にたくさんの偶然が重なって、いい経験ができました(^o^)
また行きたい!