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AI時代の誤解:1人で完結できるという幻想「だから私はWebディレクターを選んだ」 - Newbee Advent Calendar 2025

この記事はNewbee Advent Calendar 2025 10日目の記事です。

 

こんにちは、てぃば@rechiba3です✌

まず、期限を過ぎての更新大変申し訳ありませんm(__)m

楽しみにしていたのに、当日逃す・・・

 

気合い入れて書かせていただきます✍❤️‍🔥

 

 

動画から得た確信:専門性の境界が曖昧な時代

youtu.be

 

動画の内容は、注目すべきAIツール(Figma Make、V0、Cursor等)やAIエージェント時代にはUIそのものが大きく変化する話題で展開されます。

その中でも、専門性の境界が曖昧になる中、ジェネラリスト的なスキルと継続的な実践が成功の鍵となるところで「そのとおり、そのとおり」と頷きまくったので自分の思考を書き記しておきます。

「AIで俺は最強!」という幻想

「AIのちからを借りて、一人でプロダクト一本作れるようになった!俺は最強!」と思っている人はいませんか?いますよね。

そうなんです、私も最近Qiitaの方でこちらの記事を出した通り、1時間程度あれば、自分でフロントもバックエンドも構築して一つアプリケーションが開発できる時代になりました。

qiita.com

 

Figma Make、V0、Cursor等のAIツールの進化は目覚ましく、確かに技術的なハードルは大幅に下がりました。

自然言語での指示で、飲み屋の検索からHTMLコーディング、手相占いまでできちゃうのでUIそのものが大きく変化した時代になりました。

専門性の境界が曖昧になる中、ジェネラリスト的なスキルと継続的な実践が成功の鍵となる時代です。しかし、ここで重要な気づきがあります。

技術的に可能 ≠ 価値のあるものが作れる

AIの力を借りれば、確かに1人でアプリケーションを作ることは可能です。しかし、技術的に可能であることと、価値のあるものが作れることは全く別の話です。

だから私はWebディレクターを選んだ

専門学校ではデザイナーとして優れた学友に恵まれて、「彼らが専門性を発揮できるように、それ以外を頑張ろう」と就職活動では戦略的にWebディレクターのキャリア選択をしました。

 

「専門性を発揮できる」条件

その、「専門性を発揮できる」とはどういった条件のことでしょうか。私は以下のように整理しています。

 

1. 判断の主語が「その人」になっていること

その人の意見やアウトプットが「言われたからやった」ではなく「この領域のプロとして、こう判断した」として扱われる状態です。

例えば、

デザイナーの仕事の理由が「このUIは美しいからこうした」ではなく、

「この文脈ならこの設計が最適」と言える状態であること。

エンジニアの仕事の結果が「動くものを作りました」ではなく、

「将来の拡張を考えるとこの実装が良い」と言える状態であることだったり。

 

2. 思考のコストが最も価値を生むところに使われていること

専門性って「作業」じゃなくて「思考の濃度」だと思います。

本来デザインに集中すべき人が、

要件の行間を読んで…

認識ズレを修正し…

無理な依頼を調整し…

優先順位を整理し…

 

……みたいなことに脳を使っていると、専門性は消耗されるだけで、発揮されません。

私はまさに、この「思考の摩耗を引き受ける役」を選んだ、ということ。

 

3. 強みが“相殺”されず“増幅”される環境にあること

専門性は、放っておくと簡単に相殺されます。

どうゆうことかと言うと、

  • 仕様が曖昧
  • ゴールが共有されていない
  • 意思決定が遅い/ブレる
  • 誰の判断か分からない

こういう環境では、どれだけ優秀でも「普通の成果」しか出せません。

専門性を発揮できる環境とは、その人の強みが、他要素に邪魔されずに増幅される場のことをいうと思います。

Webディレクターは

意図を翻訳し、

判断軸を整え、

責任の所在を明確にし、

ボールを正しい形で渡すことで、他者の専門性を最大化する役割なのです。

 

「作ることを学んだ」ディレクターのアドバンテージ

「作ることを学んだ」ディレクターのアドバンテージは高く、工程もある程度想像ができ、理解できているから作業見積もりや先を見通したスケジュール管理に長けていました。

この「作ることを学んだ」という部分が重要です。単なる進行管理ではなく、制作プロセスの本質を理解しているからこそ、上述したような解釈のもと、適切な判断ができるのです。

AI時代においても、ジェネラリスト的なスキルと継続的な実践が成功の鍵となります。しかし、それは「何でも1人でできる」ということではありません。

「AIで1人で何でもできる」という幻想に惑わされず、自分の本当の強みは何か、チームや組織でどんな価値を提供できるかを見つめ直してみてください。

私は専門学校時代に「優秀なデザイナーの学友」と出会ったことで、自分の立ち位置を客観視できました。

職能名がWebディレクターからサービス企画となり、Roleとしてプロダクトマネージャーとして振る舞うことを求められた今も、大切にしている考えをこれまでの経験で培いました。

皆さんにも大切にしている価値観のルーツがあるはずです。

そういったエモな部分の話を聞きたい!ので、SNSやブログやnoteに書いて発信してください。

 

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明日11日の担当はmitsuiさんです!(=^・・^=)