2022/04/12(火)地味PM meetupに参加して6人の地味PMエピソードに超絶共感してきたログです。
それぞれの感想を記載するぞ✍
開催趣旨
業界で陽の光を浴びていない、でも本当はめちゃくちゃ大事な、自慢の「地味な仕事」を紹介しあう、そんな時間を過ごせればあなたもわたしもちょっと自己肯定感が高まって、明日の仕事がより(自分の中で)輝くかもしれないな、と、そう思っています。
「地味PM」とは
ヘイ株式会社の永嶋さんが「PMって最近華やかなお仕事に思われてるけど違うよね、地味な仕事ばっかだよね」ってnoteで書いたものがバズって生まれた業界ミーム。
同じ業界だと「ずるいデザイン」みたいなキャッチーなフレーズが出てた歴史もあるし、まぁそうゆうの好きだよね我々〜!
地味PM活動のはじまり
永嶋さん的には、
- PM業界・PMに対する評価が度を超えて過熱し、期待と実態とが乖離しているのではないか
- 「PMかくあるべき」が急速に整っていく中、世の中にあるPM論だけが果たして「PMのすべて」なのか
あたりででプチ危機感を覚えていたことから発信活動を始めたらしい。
これはわかるなぁ〜
ある程度成熟した人は各々の自己解釈が得意なんですよね。
だって業界が日進月歩で職種名を変え、専門性を変え、デバイスを変え、プラットフォームを変え・・・・ってコロコロコロコロすぐ変化する特徴があるから。
すごいわかる。
で、初学者側の人はどうなのっていう。
この人たちは自己解釈できる引き出しが少ないから、咀嚼せずに飲み込むスピードが早い。
そうなると、声がデカいPMの「かくあるべし」って論調がまたたく間に蔓延してしまう恐れが・・・
その声のデカいPMが悪いと言っているわけではなくて、偏らないでいろんな視点のPM像がみんな持てるといいよねって意味で受け止めてもらいたいです。
だからこういったLT形式でわいわいする、現場感の超絶リアルな話は今のタイミングで必要だと思いました。
本編
地味PMと「評価」について / 永嶋 広樹(ヘイ株式会社)
- 地味だけど誰もやらなくなったら困る仕事ってあるよね〜
- そればかり拾ってちゃ評価されないってのはわかる
- 組織的な上下だったり、事業戦略VS現場課題に挟まれることが多いポジションだからこそ、可視化されてないものや目立たない人を光りの当たる場所に連れてくるってのは重要な仕事なんじゃないかなぁって思った
- 圧倒的アウトカムを生み出せば評価はされるが、評価する人間と見込んでいる価値が違うと評価されないよね
若干強い言葉になってしまっているのですが、評価されないのは、地味だからではなく、客観的な指標で測ることができていない、または、示すことができていないから、の可能性があると考えています
- ってところ、3年前の私に聞かせてぇな、やばい沁みるわ
- 過去の私は、あれもこれもやりたいって手出すから、なんなら活躍機会を与えられない評価者が悪いとすら思っていたイキり女
- 今は引用文のところ本当にそうだなって共感しかしていないし、そうなるように心がけている
- 今後同じようなことで悩む若手がいたら教えてあげたい
圧倒的にPdMリソースが足りない中、全社でPdM業務を行うために地味に行っていること / 川瀬 圭亮(モンテスキュー株式会社)
- 会社/組織での振る舞い的な話だった
- わりとやってることは同じだから、だよねー!やっぱやるよねー!って同意の連発だった、ずっと首ウンウンして聞いてた
- ツイートをする手を動かせ
- 時間配分のやつ
- へーしゃだと、日次採算が文化になってるから、Toggleとかもだし、時間トラッキングの結果はわりと顕著に出るから「これ時間かかりスギィ!」ってなったものは疑うといいってのは本当にそのとおりな!
地味だけど、まぁ裏技がないんだよってことなんだよねw
— てぃば (@rechiba3) 2022年4月12日
当たり前のことを地道にコツコツ積み上げてるだけ
#地味PMmeetup
- 更新通知をチェック
- わたしもエラー通知と障害報告JIRAのウォッチとバッチ成功通知とメールシステム板を必ず見てるからこれはすごくわかる
- PdM的な意見だと、プロダクトに責任持ってる人間が見ないのは論外だぞって話
- ここから生まれた障害対策施策や移行計画はちゃんとPJ化してるし、この地味な「気にかける」って行為は重要
- あと、企画する人間がウォッチしてるって安心しないかい?と思ってる
- PM以外のメンバーもPdM化する
- モンテスキュー社はデザイナーよりのPdM、BizDevよりのPdMみたいな感じのややPMを実践してるって事例だった
- PdMをRollにするかSkillにするかの話だと思っていて
- うちはRollで設けたっぽいけど、それでも社員にSkillを求めているからわりと同じだなって感じはある
決済に関する地味な話 / 飯沼 亜紀
- EC/O2O界の話キタコレ
- 私が聞きたかった業界の話。これぞ地味って感じの実業務の話だ最高!俺たちが求めていた仕様の現場の話
- 強いメンタルを持ってやるって言ってたけど、んもうわかるそれ
- もうやるしかなくなるんだよね…なんだろ、仲間ができるから諸行無常もできる、ってところはあるよねぇ〜
- ツラミを同じ温度感で共感できる仲間がいると心強いし、これ以上の暗黒転落を防ぐことになるんだよなぁ
プロダクトのための地味な動き / 久津 佑介(株式会社グロービス)
- こういう調整ごと以上の越権した行為、すごくよくわかる
- 久津さんはこれを地味な行為と言っていて「①周りとの情報の格差」「②役割定義の曖昧さ」からおこると原因分析していた
- 周りの情報を取りやすくする動きやcut issueの話はすごくPMとして普段やることなので、とても共感みがある
- プロダクトの成功のためならやりますともってスタンスあるわかる
- プロダクトのために誰かがやるべきことなら、その誰かが私だって気持ちで仕事してるから、それはすごい納得
- というより、「PMがやったほうがいい」なんだね、今後も同じ立場の人には求めてもいいかなって思えた
組織内の遊撃部隊であるPMの仕事を認知してもらうという地味なPMタスク / 鈴木 碩子(株式会社 PR TIMES)
- 社内エバンジェリストってのはすごく大事だよね〜
- 私は一時期、どこの紹介でも「LINE/メール担当です」って言うようにしていて、この人に聞けばいいんだ〜って集まったひとから逆に知らないLINE/メールの情報も集められる
- 情報が集まる状態を作るには何者かになることがとても有効、とこれは私も自信を持って言えるわ
- 「この人なにやってるかわからないな」って状態を避けたい、ってのは本当にそのとおり
- なんか知らんけど忙しそうとか、この人なにしてるかわからないってのはPMとしてあってはいけない・・・
技術的負債の解消を地味にあきらめないPM / 佐藤 潤(メルペイ株式会社)
- 競合優位性を保つために技術的負債を解消することに振ってんのやべ〜かっけ〜
- っていうか、技術的負債をリードしてるのがPMってのはわりと異文化だったからアガった
- 私もこれの考えが落ちないように気をつけたい
- 運用がはじまってから制約条件が登場するところはわりとあるあるだから、共感
- 誰かの言葉を柔らかくして伝えられるってのはわりとそのとおりで、すごくPMがやるべきことだな感が強まった
全体の感想
開催ありがとうございました!&登壇者の皆さんお疲れさまでした。
すげぇ偉い人が喋ります!超すごい人が登壇!って以外の現場感のある話で熱量のすり合わせや共感度を高めることは大切だと思ってて。
だからこそLTというスタイルでやってもらってよかったな〜!
次回も楽しみにしていますーーーーーー!