酒と女とラーメン

食べたもの、おでかけしたこと、家事・育児ハックなどのライフログを中心に記録しているブログです。 Web・IT系の勉強会参加のこともレポートしています。

【参加レポ】「Webディレクター続けますか?」自問自答 - プロダクトマネージャーカンファレンス2019 #pmconfjp で答えを得た

こんにちは、てぃば@rechiba3です。

会社における職種は「サービス企画」。

業務内容的にはWebアナリスト、Webディレクター、Webプランナー、ビジネスアナリスト等のスキルが含まれています。

 

これまでの経験で築き上げた技能で得意と不得意のレベル感を言うと、

Webディレクター>Webアナリスト>Webプランナー>>>>ビジネスアナリストといった具合で得意と不得意の幅が大きく開いています

 

これまでは職種名が「Webディレクター」だったから、そのままの流れで務めていたところがあります。 

Webディレクターをやめて、それ以外の、もっと求められるスキルの業務にシフトしていくべきではないか、そう考えました。

「Webディレクター続けますか?」そんな自問を抱きながら挑んだプロダクトマネージャーカンファレンス 2019 のキーノートセッションとスペシャルセッションにその答えがありました。

 

他のセッションについては他の方のブログやスライド公開がされているため割愛します。(社内には共有予定) 

 

INSPIRED 熱狂させるさせる製品を生み出すプロダクトマネジメント 著マーティ・ケーガン 監訳 佐藤真治、関満徳

昨年のレポート

会社ブログの方へレポートを記載しています。

www.lifull.blog

 

プロダクトマネージャーの定義ですが、

役職で使われるイメージがずっとありましたが、このプロダクトマネージャーカンファレンスではプロダクトマネージャーは役割/職種のこととして話されているセッションが多いと感じます。

そのため、私の肩書きも世間一般的にはプロダクトマネージャーという職種で名乗ったほうが通じるものと思っています。


【Keynote】Marty cagan / Silicon Valley Product Group
ORDINARY PEOPLE, EXTRAORDINARY RESULTS

2019.pmconf.jp

 

 

www.slideshare.net

 

英語セッションだったので、翻訳機が座席に設置されていました。

通訳の方が2人体制で同時通訳してくださいます。ちょくちょく専門用語まで通訳されることもあるので、実際の英語のニュアンスやスライドから読み解きつつ咀嚼しました。

 

チームで開発することの重要さ、大切さ、敬愛

Product Discovery(要件定義)を、エンジニア、プロダクトマネージャー、デザイナーなどのチーム全員が一丸となってやること。

プロトタイプの作成も、エンジニア、プロダクトマネージャー、デザイナーなどのチーム全員が一丸となってやること。

プロトタイプを使用して迅速な検証を繰り返しましょう、そうすれば問題の効果的な解決策を見つけることができます。

 

そして、強力なチームの条件として「プロダクトチームに裁量が与えられていること」と力強く説きます。


なぜ多くの企業がPdMに裁量を与えられることが少ないのか?

チームは2種類。

  1. "to serve the business" ビジネスに貢献、奉仕する Team Of Feature
  2. "to serve the customers, in ways that meet the needs of the business."顧客に貢献、奉仕する Team Of Product

みんな、後者のプロダクトチームになってほしいというメッセージです。

ビジネス要件のために機能改善をするチームではなく、

顧客のためにプロダクトを改善するチームであれ、それが結果的に業績に幸運を招く、という風に解釈しました。

 

なぜ、多くの企業がプロダクトマネージャーに裁量を与えきれていないのか。

理由は「信頼が足りていないから」。

スタートアップ企業はCEOがリーダーだから問題ありません。

会社規模が大きくなると、メンバーが軍隊の傭兵になってしまうことが原因です。

上司と話し合って、傭兵を脱しましょう。

  1. PdMは自分がしなければならない真の仕事をする。Staffing/Coaching/Objectivesは専任の人にお願いできないか打診する
  2. こういう仕事をしたいから試させて欲しいと依頼する 


PdMが担うべきリーダーシップのスキル

リーダーシップのモデルは20代のコマンドコントロールとは違います。

シリコンバレーの偉大なメンター、ビル・キャンベル氏は言いました。

「これをしましょう」と環境を作り上げて、メンバーそれぞれが自分たちで何をすべきかを考えて勝手に動ける状態を作ることこそ、リーダーがすべきことだ。

 

リーダーには大事な5つの役割がある。
  1. Product Vision: チームが同じ方向を見れるようにすること
  2. Product Strategy: 戦略を持つこと
  3. Product Principles: プロダクト主義者であること
  4. Product Priorities: プロダクトの優先順位を決められること
  5. Product Evangelism: 顧客から会社のトップまで伝道師として語れること、信頼を得ること

プロダクトマネージャーはこれらを守り続けなければなりません。

プロダクトマネージャーは、チームに離脱者が出ないように責任を持ちましょう。


【Special Session】Kaarel kuddu / TransferWise 

2019.pmconf.jp


Trust(信頼すること) = Outcome(結果を出すこと)

プロダクトマネージャーには、チームが自律的に動きやすい環境にしていくことが求められます。

チームの意思決定を信じましょう。

プロダクトマネージャーやプロダクトチームに戦略の意思決定の自由と結果に対する責任を与えます。企業文化のフィットと指向性ができていれば大きくズレるはずがない。

そこを伝道師としてプロダクトマネージャーが語れることが重要です。

 

Q.「Webディレクター続けますか?」

Skillとして持ち続けますが、Roleとしては続けません。

これが私が導き出した回答です。

 

事業会社でプロダクトの成長に関わっていると、自ずと他の職種を持つ同僚たちが自律的にプロジェクトを回し始めます。

薄々気がついていました。もう、ディレクションいらないんです。

 

プランナーも、エンジニアも、デザイナーも、マーケターも、みんなが自分のSkillにおける要件を満たしたスケジュールを出し合って照合すればいいんですわ。

だって専門性の高い職種ですもの、「いつ頃終わると思うんですよね」なんて身勝手にスケジュールの提案なんてできません・・・!

 

遅れが生じる、資源が足りない、そういったことに対しては皆が動ければいいんです。

Roleとしてディレクションやプロダクトマネージャーに造詣が深い人がアサインされればいいのです。

 

ディレクションが私のAbility(成し遂げることが得意なスキル)であることに変わりはありません。

そして、ディレクションを通して得た、自律的に進行すること、なんとか終わらせる胆力、資源調達で安定させるなどのSkillは今後も私の中に生き続けることでしょう。

 

今回参加したことで、ここ最近の持論に決着がついたと同時に、

  • 目指すべき自分の将来像
  • 取得しなければならないSkill
  • 闘うべきフィールド

が見えました。

 

冒頭のオープニングセッション2点がドンピシャに自分のトレンドにハマったのですが、全体を通して、チームへ持ち帰ることができるものが多くあります。

この分野に関しては、あと関連書籍を5,6冊読んでゆっくり咀嚼したいところ。

産後ゆったりしちゃいましたが、これからは、社外の人とのコラボレーションする機会を多く持つために勉強会の主催を通して、考えを言語化する機会を設けて行くつもりです。

後日Twitterで告知します。よろしくです!

 

さいごに

毎年、このような機会を設けてくださるプロダクトマネージャーカンファレンス実行委員の皆様、及びスポンサーの皆様、ありがとうございます。

 

この参加規模のイベントをオーガナイズして、海外スピーカー誘致もして設備や昼食問題まで気を配られている動きにはイベント主催の知見も多くいただいております。

コミュニティから恩恵を受けたらコミュニティに貢献する部族出身なので、この恩は必ずコミュニティへ還元して参ります。

今後ともよろしくお願いします。