技術書典7お疲れ様でした〜〜〜!
技術書典にサークル申し込みしてから開催後日までの総まとめです。
9ヶ月ぶりのブログ更新(まじかよ)。
託児サービス「にじいろポッケ」さん利用はまた別記事に✍
技術書典に出逢ったのは第3回目、一般参加で訪れたことが最初でした。
I'm at AKIBA_SQUARE in 千代田区, 東京都 https://t.co/TRK8oGwYCw
— てぃば|9/22 技術書典7@き08D (@rechiba3) October 22, 2017
このときにはすでに「いつかサークル参加したいな」と思ったことを覚えています。
そして2年後、その夢を叶えることができました!めちゃくちゃ嬉しい…!
イベントの継続をしてくださっている技術書典運営事務局の皆様、協力されているスポンサーの方々には深く感謝しております。
執筆した動機
これからWebに疎い新人教育を任されることになる「会社の先輩」へ…
これからWeb業界に足を踏み入れる「会社の後輩」へ…
そんな人々の役に立つことを目的にした本です。
2018年春、「総合職」で採用された後輩がWebサイト制作の現場へ配属されてきました。
後輩は勉強の仕方を知っており、実現させたいビジョンを持ち、社会の義憤に対する課題意識を持った優秀な人物でした。
しかし、Web知識は何一つ身につけていません。
私は「サービス企画」という肩書きを持った後輩を育てるためにゼロから教えることにしました。
そんな後輩とのメンター・メンティーの関係1年間の質疑応答の内容をまとめたものが、この書籍になります。
こういった狙いを明確に持ち、一貫して本を仕上げて、宣伝文句にも使ったところ、想定していた購買層と出逢うことができました。
「3冊ください!」
「3冊!?3冊もどうするんですか」
「来月内定式で渡します」
「うっっ…ご笑覧くださいッッ…!(ココで涙をこらえる)」
この出逢いを提供してくださった技術書典というイベントには深く感謝m(__)m
申し込み〜サークル当選してからやったこと
絶対忙しくてどうすっぺ…って思ってたけど、迷うくらいならと申し込みました #技術書典 pic.twitter.com/qSTfQA6msF
— てぃば|9/22 技術書典7@き08D (@rechiba3) June 30, 2019
「迷うなら申し込もう!」という旦那の後押しで申し込みました。
落選しましたってツイートよく見るしなぁ〜!といった感じに、そこまで期待してないフリをしていたのですが会場拡張につき見事当選!
これで書かない理由がなくなり、当選連絡をもらってからレジュメづくりを開始、クリティカルパスをおさえるためにロードマップを引きました。
伊達にディレクター歴8年重ねてません。
制作スケジュール
7/10(水):サークル当選
7/19(金):表紙依頼
7/31(水):サークルカット第1校登録
8/15(木):表紙正式依頼
8/24(土):表紙ラフ4案初稿
8/26(月):本文初稿
8/31(土):表紙配色3案初稿
9/3(火):表紙校了、サークルカット第2校登録
9/6(金):校正
9/9(月):校了、見本誌/DL版登録
9/22(日):当日
2週間前には校了しています。
優秀じゃん。おかげさまで早割りが効いて出費を抑えることができました。
表紙依頼でお願いしたこと
今回、表紙制作は会社の同僚デザイナー@AI_dep さんに依頼しました。
▼配色設計
▼フォント
日本語は姫明朝ともえごぜん(フリーフォント)アルファベットはBarkentina Test(フリーフォント)で指定していましたが、直前になりテーマ的にもサンセリフのがいいので変更をオーダーしましたm(__)m
▼イメージ
www.pinterest.jp
色は多く使わずシンプルに、しかし白以外でパッと目を引くカラーを使ってもらいたいです。(配色設計参考)
「ビール女子クーポン」のように3色、4色ぐらいでしょうか、使う色を少なめにしたいです。
文字はあまりいじるイメージはありませんが、「京都で見つけた文具」「ブログ開設必要なもの」のように色でアクセントつけられないかな、と思ってます。
といった感じにピンタレストを使い、コチラが抱くイメージを共有しました。
▼表紙構成・頒布物名称
タイトル「ゼロからはじめるWebのお仕事」
サブタイトル「新入社員に「知っててほしい!」を詰め込みました」
▼頒布数
印刷数、電子書籍頒布ありを伝えました。
▼表紙デザイン謝礼
金額をお伝えしました。
▼入稿予定の印刷加盟店
日光企画
www.nikko-pc.com
(すごい丁寧に対応していただいた…よかった…またお願いしよう…)
校了した表紙
かわいい…
皆さんの戦利品ツイートでも見つけやすく、それを@AI_dep さんに伝えたところ、「実は密かにそれを狙ってました」とのことで、まじかーー!さすがー!
ご本人、印刷確認できないことやパーツがずれたことひどく気にされていたので、同人誌刷るときの表紙の印刷屋さんとのやり取りとか同行したほうよかったのかもな、と思いました。
当日サークルに持っていったもの
- お釣り入れ:百均で買ったコインケース
- テーブルクロス:あの布にすればよかったな〜と思いながら、百均のテーブルクロス
- 小さいスケッチブック:2冊ぐらい
- マジック、ペン:ポップ作りや「お釣り不足しています」の掲示のためになにかと使いました
- ガムテープ、マスキングテープ、両面テープ:これまたなにかと使いました
- ハサミ:ダンボールの開梱やポップ作りでなにかと使いました
- 値札:剥がすときキレイ!なタイプを買っておきました(正解)立ち読み用の本に「サンプル」と書いて貼っておくだけで、手に取*っていただけた気がします。サンプルだとちょっとだけ雑に扱う方もいて、残念というより、これは面白い効果が見れたな…!と笑笑
- ポスタースタンド、卓上スタンド:会場の什器には貼り付け禁止なので同僚に借りて使いました
- かんたん後払いポップ:サークルべんりカード、立ってる方からすると位置が低そうだったようなので、あって正解でした。
お釣り準備
3,000円分100円玉作って持っていったのですが、まぁ足りなかったよね!
頒布物は700円でした。旦那に両替しに行ってもらいました。
結局、15,000円分ぐらい100円玉が必要でした。うちのサークルでは、現金決済割合は71.28%でした。
当日の様子
9:50 娘を託児室に預けたあと、身一つでサークルストラップをもらいに受付けへ
10:40 ブースに到着(サークル入場時刻に〜10:40といった記載があったので、最長時刻ギリギリだったみたい)
ブース両隣にサークルさんいらしたので軽くご挨拶。
直後、荷物持ちの旦那到着でブース設営開始。
11:00 開会…!拍手とともに開始され、「うぉーー!はじまったー!」という感動が押し寄せる。
2階、先頭入場組の方々はすでにお目当てがあるのでしょう、法定速度で走らずにスマートに目の前を通り過ぎて行きました。
徐々に混雑していき、会場の密度がやばめ。呼び込みもぼちぼち始まり、同様に開始。
呼び込み
してました!
事前にサークルリストお品書きをチェックしている人は少ないだろうと思っていたからです。
そういった参加者に足を止めてもらいたかった狙いもあります。
また、過去の技術書典への一般参加時に呼び込みをする人を見かけていたので、文化的にもしていいもの、と認識しました。
雰囲気的には、同人誌即売会というよりはMaker Faire Tokyoに近いかなって肌感。
個人的な注意点として、過剰に声を張り上げないことは意識しました。
「自分のサークルライン内前後2m、通路の真ん中あたりにいる人たちに向かって声をかける」が私が意識していたラインです。
通り過ぎる人が私のPRを聞いて、通り過ぎる前にブースを注視する時間が1秒。
そして目があったら「見本誌あります」とコミュニケーション開始。
手にとってくださった方への声掛け
- 目次を見ている方へは、どんな内容を書いたか。
- プロローグ見ている方へは、どんな背景でこの本が生まれたか。
- 何周かパラパラ見て悩んでる方へは、「これから先輩になる方まおススメです」、「後輩に配る用に買っていかれた方もいましたよ」などの具体例。
- 値札見直した方へは、PDF版だけであれば¥400です(BOOTHでは¥500で販売中)。
- 長い間見てくださっている方へは邪魔にならないように声をかけない。
お手にとってご覧いただいている間、他のブースへはみ出ていたら「恐れ入りますがもうちょっとこちらの内側に…ご協力ありがとうございます!」とお声かけしていました。
「自分だけ注意された!恥ずかしい!」と気持ちにならぬよう、すでに読んでらっしゃる方にも「お試し中すみません、もう半歩前に…ありがとうございます」と声をかけるなど、気持ち良い場作りには気を配っていました。
同人誌即売会への参加経験の無い一般の方のが多いかと思います。
そこはサークル側から文化啓蒙していければな、と思いました。
周囲サークルとの関係
ある程度分野がまとめられていたからか、両隣の頒布物もそのまた隣の頒布物もとても気になるジャンルで「空いたら買いに行くぞ〜!」と思ってました。
終日人が絶えなくて空きませんでしたね\(^o^)/
(結局、旦那が買っておいてくれた)
持ってきたお菓子おすそ分けさせてもらったり、「待機列まだありますね」と世間話したり、おわりには労いあったりと感じの良い方ばかりでホッとしました。
15:00 もう4時間経ったの…?ってぐらい、腹時計が機能していなかったけどお昼ごはん補給。
#技術書典 #サークル飯 pic.twitter.com/STQDShzP3g
— てぃば|9/22 技術書典7@き08D (@rechiba3) September 22, 2019
16:00 売り子バトンタッチして、他所のブース巡り開始。知り合いのブースも行けたし、3階の進捗神社もチラ見できた。お目当てのサークルは2箇所ぐらいすでに撤収済みだった…だよね…
17:10 ちょい過ぎぐらいに閉会したはず。お疲れ様でした。
100部刷って90冊捌けました
うれし〜〜〜!(´;ω;`)ブワッ
同人誌は黒字が出ない、趣味のために自費出版だと思っていたのでびっくりしました。
その後、会社で宣伝した&取り置き依頼&献本3冊もあったので追加で6冊捌けました。よって残り4冊です。ありがとうございます!
在庫が少ない、黒字だった、ということよりも、このテーマに共感してくださった方々がこんなにいることがわかって大変うれしいです。
手に取ってもらえた、買ってってもらえたことそのものがフィードバックでした。
欲を言うと、感想も待ってます!
技術書典また次も出たいです
技術書典、利用規約や運営方針、理念を公にしていて非常に共感できるイベントです。
ぜひ次回もサークル参加したいとともに、協力できるのであれば運営側も参加したいと思えました。
そしてまた、素敵な本と出逢えたらいいなぁ〜〜
お疲れ様でした!
運営の皆さん、にじいろポッケさん、サークル参加・一般参加の皆さんおつかれさまでした! #技術書典 pic.twitter.com/6mPI0Dz9r5
— てぃば|9/22 技術書典7@き08D (@rechiba3) September 22, 2019