「EM×PMフィッシュボウル #2 〜組織と価値創造 編〜」というイベントに参加しました。
前回の開催がどえらい評判で、その場にいなかったことが悔やまれる!キーッ!
今回は全力で凸しました。
#EMPMフィッシュボウル 無事に終了しました!色々な話題と考えを提供してくれた登壇者、インナーサークルの皆さん、Slackで大盛り上がりしてくださった皆さん、本当にありがとうございました!またぜひやれればと思います。 pic.twitter.com/LIDdTJAXDT
— yokomichi | プロダクトコーチ (@ykmc09) 2025年6月2日
「フィッシュボウル」とは?
「フィッシュボウル」は、観客を含む参加者の前でごく少人数が円になって議論するスタイルの大規模対話手法です。
円の中に空席を作り、聞いていた人が「話したい!」と思ったらその空席に座って参加できる形式です。今回は、この形式をアレンジして、声をかけられて招かれたらインナーサークルに入るかたちで進行されました。
以下、イベントで話題になったテーマをトピックごとに可能な範囲でレポートまとめました。
1. 良いプロダクト開発チームとは?
活発なコミュニケーション、成果志向、顧客視点の共有、心理的安全性の高さ……いろんな要素が挙がるり、私もうんうん頷きながら聞き入っていました。
私自身も、意見を言いやすい雰囲気を重要視しているので、コミュニケーションに労力をかけることを“苦”としないメンバーでいることがチームの強さに直結すると信じています。
その後、「視線の違い=非対称性」がぶつかりの元になるという話題に展開。目線を合わせにいく姿勢があるチームが健全だよね、という意見には大きくうなずきました。「お前の視座低い」なんて攻撃せず、一緒に調整しにいくような動きが私には合っているし、私のチームはそうやって理解できない他人を否定しないで合わせにいくほうが好みかな〜!
2. 遠慮が機動力を奪う問題
「ちっちゃな遠慮が機動力を奪う」というワードに拍手👏
とくに、会議の空気が“お通夜”になる瞬間には、”遠慮"という単なる気遣い以上の「諦め」や「怠惰」も潜んでるかもしれないという指摘にハッとしました。
ビジネスの場でただ攻撃するようなことするわけがない(まぁする奴は世の中いるんだが)と思って、「攻撃された🥺」と身構えて受け取らずに、それを打ち返す訓練は必要だよね。
同調だけでなく、誰かと対立意見でディスカッションする習慣は忘れずにいたい〜!
とはいえ、空気が読みづらい場では言いたいことが言えていないことも多い。そんなときに有効な「象・死んだ魚・嘔吐」の振り返りメソッドのおすすめは試してみたいと思えました。
3. 「いいチームだな」と思う瞬間
「お客さんにとって一番いいことを、全員で考えて実行できる状態」が挙がり、会場には同調の空気が。たしかにサイコーだね👏
私は、「成果が出てないけどいいチーム」はいいチームじゃないよね、と思ってまして。
やっぱり“儲かる”を大事にしたいんですよね。
儲かっていないとチームは解体になるよ。仕事だからね。
PMだけで売上が立つまでドラスティックに縮小撤退を決めるPMチームの事例も紹介されていて、唸る。
愛着が出すぎると組織やチーム編成の改革に踏み出せないよね、という話にわかる〜!と共感しつつも、前述の紹介事例からもっと残酷にいく視点を持ちたいと感じました。
4. チームの「良さ」を更新し続けるには?
「あのときいいチームだった」を更新し続けられているか?という問い。
「ドラゴンボールの最長老」的な、個の能力を引き出せる存在になれるかって話には思わずお〜!と声をあげました。
素敵だよね。
私も自分のアビリティを増やしてく感覚で仕事してるから、わかるその能力欲しいってなった。
その他
- AIの台頭で、間違いを恐れる空気もあるけど、「間違いに早く気づける」ようになったのはポジティブな変化という声に深く同意
- 「声が通らないくらい人が多い組織、要る?」という問いに、頷く。でも、実現したい機能が増えるとどうしても人も増えるというジレンマも。声出してこ!
まとめ:私が共感したキーワード
- 心理的安全性 × 情報の非対称性の解消
- 機動力を下げる「遠慮」の正体は怠惰かも
- 儲けられてないのに“良いチーム”は違和感
- 愛着を断ち切る残酷さも必要
- 再現性を持って他チームで成果を出す力
- アビリティを増やす意識
- 議論を促す「叩き台」の価値
内容どこまでポストしていいかわからないから、聞いてて自分が思ったこととして、放出すると、
— てぃば┃CHIBA Reimi (@rechiba3) 2025年6月2日
「お前視座低い」とか指摘しないで一緒に合わせに行くほうがいい、同じ目線で価値を確かめ合ったほうがいいチームだよね
って思った
合わせる労力すごいかかるけど納得したいしね
#EMPMフィッシュボウル
これらのキーワードが、自分のプロダクトマネジメント観をより言語化してくれるとてもいい機会になりました。
この記事の内容、誰が発言したか、どの組織のことを言ってるのか特定できないように書きましたが、もし不都合ありましたらお申し付けください、速やかに削除します🙏(連絡先: X@rechiba3)